すでに多くの記事があったのでn番煎じですが…
発端
ツイッター見てたらこんなツイートが流れてきました.
【新商品】HD ピコ レーザー プロジェクター 自作キット for Pi [HD301D1]☆税込¥15,120☆「持ち運べる大画面」として注目のピコプロジェクターをあなたのラズパイプロジェクトにも!レーザーだからフォーカスフリーで熱くない!MEMSスキャナーだから超小型で低消費電力! https://t.co/n6YSxevpWf pic.twitter.com/rPzx273gYj
— KSY@Raspberry Pi (@KSY_RasPi_Shop) 2018年7月11日
720pだ!ちっこい!安い!と思って早速購入しました.7/19現在は特価が終わってしまい税込み17820円のようです.
購入が14日だったので発送は祝日明けの17日火曜でした.18日には到着したので早速組み立てました.
性能とか
重要そうなとこ
こうもく | スペック |
---|---|
解像度 | 1280x720 (720p) (60fps) |
入力 | HDMI (フルサイズ) |
出力 | 3.5mmミニジャック (HDMIで流れてきた音声を出力) |
電源 | microUSB (1.5Aと記載,消費は最大4W) |
輝度 | 20lm +/-10% |
USBで電源供給できて,入力がHDMIな上に,フォーカスフリーなので使い勝手がよいです.持ち運ぶときにフルサイズのHDMIはちょっとかさばる気もしますが.
組み立て
箱からして本当に小さくて驚きました.中身は大きく6袋で,ベースの金属板,トップのアクリル板,ネジ類(1),ネジ類(2),レーザ部,制御基板となっています.
取説はありません.とはいえネジの本数や形状でどこにどれを取り付ければよいかわかるし,多数組み立てたブログがあるので苦労はしないと思います.
(すんごいピンぼけ!)
組み立て1: 金属板への制御基板とレーザ部の取付け
使うネジ: 1番の袋
制御基板は5箇所,レーザ部は3箇所のネジ止めが必要です.ネジが特に小さいので,精密ドライバは必須です.
また,2つのユニットはフレキで接続する必要があります(レーザ部の袋に入っています).TOPと書いてある側が基板の表に来るようにしてコネクタに挿し,コネクタ側の黒い爪を下げて固定します.
もしかしたら先にフレキを接続したほうが組み立てが楽かもしれないです.
組み立て2: スペーサを生やす
使うネジ: 2番の袋 (スペーサ: 3番の袋)
金属板の方にスペーサを取付けます.それっぽいネジ穴が5箇所あるので,すべてに取り付けました(4+予備で5つと書いているブログもあるのですが,わざわざ1箇所ペーペーにするのもなーと思って塞ぎました).特に気を使うところはないと思います.
ちなみに手順1よりちょっと大きいドライバでないとネジをナメると思います.
(スペーサにピントが合ってない!)
組み立て3: ヒートシンクの貼付,アクリル板の取付
使うネジ: 4番の袋
制御基板のメインチップにヒートシンクを貼ります.両面テープがヒートシンクの裏に貼ってあるので,台紙を剥がしてペタリ.貼り付けたらアクリル板をかぶせて,4番の袋に入っているネジで板を固定します.
手順2よりさらに1号大きいドライバをおすすめします.
ここまでやれば完成です.
試写
電灯がついている部屋だと絶望的です.オレンジの常夜灯(?)レベルならかろうじて見えます.日差しのあるところ,蛍光灯が点灯しているところでの使用は諦めたほうが良さそうです.
電気を消すとなかなかの発色をしている気がします.画像では天井の模様や板の切れ目が少し写り込んでいますね.
小さい文字はちょっと滲んだようになってしまうかもしれません.