2022年の秋ごろから、タイトルの通りビールのサブスクを契約しました。 美味しく飲んで約半年、いろいろ分かってきたのでレビューを残しておきます。
まず、契約したのはドリームビア(DREAMBEER)というサービス。 ビールのサブスクサービスはいろいろあると思うのですが、ドリームビアは家庭用のビアサーバをレンタルして、自宅でタップビールが味わえるというものです。 公式サイトはこちら: https://dreambeer.jp/
アサヒのザ・ドラフターズやキリンのホームタップと違うのは、ドリームビアの家庭用ビアサーバにはタップが2つついていることかと思います。 つまり同時に2銘柄をセットしておけるので、「1タップで飲みきるまで味変不可」にはなりません。(逆に、デメリットもあります)。
自宅でタップからビールを注げる楽しさは(特に最初は)ひとしおで、最初の数回は基本の配送間隔が2週間のところ、4日くらいで飲みきってしまいました。 いまは落ち着いて、配送のタイミングに合わせて飲みきる程度のペースに出来ています。 以下に、良かった点と、契約を考えているならここは注意して考えた方がいいという点を書きます。 ドリームビアのサービスに準じて書くので、他者のサービスでは勝手が違う可能性があります。
よかったところ
- 自宅でタップビールを飲める
- 基本はグラスだけあれば良い
- 2タップで2銘柄を同時に楽しめる
- (たぶん炭酸が缶に比べて弱いので)酔いづらい
- 缶ビールを買って持って帰る必要が無い(買ってもいい!)
- 缶と違って量が自由なので、一口だけでもOK
契約を考えている人に「ここは注意」ポイント
- 缶ビールを買うよりは割高になる(サーバのレンタル料+ビール代[ビール代も2L/3000円程度かかる])
- ビールが結構いい勢いで劣化していくので、最後の方は酸味がキツい味になってしまう
- 2銘柄を同時に飲めるため、飲みきるまでの時間が延びて劣化が激しい
- 配送はクール便のため、必ず対面で受け取る必要がある
- タップの洗浄をそこそこの頻度で行う必要がある(=面倒くさがりには向かない)
- サーバは結構デカい
- (おまかせ配送の場合)舌に合わないビールが届くこともある
ざっとこんな感じです。
こういうサービスに向いているのは、テキトーな缶ビールを毎日グビグビいっちゃうぜ~という人ではなく、少しずつ飲むタイプや、缶ビール1本でもかなり酔ってしまうなというタイプかと思います。 なんせ割高で、飲む本数 x 2L/3000円 + サーバレンタル料(3000円くらい)なので、月に4本8Lだとすると15000円かかります。 缶ビールに合わせると350mLで650円程度している計算になります。 スーパードライや一番搾りが200円強であることを考えると、本当に高いです。
それでも契約した理由として大きいのは、自分がかなりアルコールに弱いという点です。 缶ビール1.3缶くらいで結構ベロベロになるタイプなのですが、このサービスを使い始めてからはマイペースで飲めています。 あとは、配送されてくるビールが日本全国の(小規模)ブルワリーのもので、バラエティに富んでおり、毎回様々な味わいが提供されるのも大きいです。 そこら辺で購入できる大手のビールは20銘柄を超えないと思いますが、ドリームビアの取り扱う銘柄は本当に多岐にわたっており、キレのあるピルスナーも、深みのあるエールも、イケイケなIPAも楽しめます。
総合すると、割高でも楽しめる人・配送ペースに合わせてペースを立てて飲める人・自分で料を調整したい人はぜひ検討してみてください、ということになります。
なお、ビールがこれで完結したかというとそうでもなく、缶ビールの季節性の品や新銘柄は普通に買ってきて飲んでいます。