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nokの雑記

技術的な内容にしようと思ったけど無理でした。

xDuoo TA-02真空管ヘッドホンアンプ

 ヘッドホンを買うとアンプが生えてくるなんて冗談だと思っていた時代が僕にもありました。

nok0714.hatenablog.com こんな記事を書いていたわけですが、まあ完全にフラグですよね。xDuooのTA-02が我が家にやってきてしまいました。

xDuoo社

 中国のメーカーのようですが、ちゃんと日本語の公式サイトもあってなかなか頑張っている感じがします。まあところどころ日本語が怪しいのは気にしない。

xDuoo.co.jp

公式サイトによれば、OEM生産で磨いた腕で自社商品の開発、販売に乗り出したようです。基本はヘッドホンアンプのメーカーということでよいでしょう。
 中華DACやら中華アンプやらがコスパで優秀と評される(どこで?)最近ですが、流通とサポートの点が少々心配で導入をしていませんでした。 ところがこのxDuooの製品、ビックカメラでしれっと売られていたり、Amazonが公式に販売してたりします。 この点から流通という意味ではまあ良いと判断、先の記事でも書いたようにアナログラインインを備える手ごろな製品であったことも後押ししてTA-02購入と相成りました。

TA-02 真空管ヘッドホンアンプ

 選定基準は主に次のXです。一応値段とアナログ入力が最優先。

  • 値段。10000円前後であること
  • アナログラインインを備えること
  • 流通面での怪しさがないこと

 値段は単純に予算の話なのであまり述べることがないです。
 ふたつめのアナログラインインについては、USBDACなら現在使っているUDA-1に内蔵されているので追加で購入する必要がないことが具体的な理由になります。これが曲者で、据え置きヘッドホンアンプでアナログ入力を備えたものが少ない。許容範囲内の価格でアナログ入力があるものはまさにこのTA-02くらいで、ほかの機種は大体USB接続のヘッドホンアンプでした。そしてそれらの機種のDAC性能はUDA-1に劣ります。
 流通面については上で述べたとおりです。大手の通販サイトが公式に取り扱っているもの。

 購入はAmazonから行いました。調べるとどうも安いときは8000円くらいで流通していたらしいのですが、現在は11000円~のようです。

xDuoo 真空管ヘッドホンアンプ TA-02

xDuoo 真空管ヘッドホンアンプ TA-02

開封&セットアップ

 例によって大きめのAmazon段ボールの中でたたずむ箱を取り出します。開けて最初に飛び込んできたのは保証書なのですが、保証書というよりコピー用紙の切れ端ですね。取説も最低限のことのみの記載にとどまります。
 一方、本体は分厚いウレタン?でしっかりと保護されています。真空管が使われているだけに割れたら大変ですからね。ほかのブログにアップロードされているものとは少々梱包が違い、真空管は最初から本体に取り付けられた状態で届きました。
 電源は小気味良い動作感のトグルスイッチです。LEDが青色なのが少々気に入りませんが……。ボリュームつまみはクリック感のないもの。形状のやる気のなさとアホみたいに見づらいドットが「らしさ」を醸し出しています。背面はRCA端子がのぞくのみです。

実際に接続して使ってみる

 PC-(USBケーブル)->UDA-1-(ラインアウトからRCA)->HD598の順に接続。いざ試してみましょう。音に関してはおよそポジティブな印象で,それ以外の部分がだいたいネガティブな印象です.

ポジティブな印象
  • 音のバランスを綺麗に整えてくれる
  • 「うるさい」鳴り方をしない
  • こもり感が薄くなる
  • 中高音域は解像感が上がって強調される
ネガティブな印象
  • ちょっとジャリつくところも
  • 電源のオンオフ時のブツッというノイズ
  • 電源投入後の無音時間(仕方ない)
  • 自分の個体は右chがちょっとズレ気味の動作

 ポジティブな印象はすべて音に対するものになりました。楽器やボーカルの音のバランスが整った、ヌケの良いすっきりとした音を出してくれます。真空管だからなんたらかんたらというのはあまり感じられません。これが真空管らしい温かみのある音なんだ!ということならそういうことなんでしょう。たしかになんとなく高音の角は取れているような。
 こもり感はおそらくUDA-1のヘッドホン出力の特性ではないかと思います。こもり感が取れる代わりに低音は弱くなりました。ボーカルの明瞭度が上がって近くなり、低音は引っ込んだような感じ。これに関しては好みの範疇かもしれませんが、自分はボーカルを聞かせてくれるほうが好きです。唯一ネガティブな印象を受けたのは曲によるものの音が少々ジャリジャリする点。果たして曲のせいなのかどうなのか。

 ネガティブなところは主に製品の動作に関する部分で、電源のオンオフ時のノイズは結構気になるのでこの時はヘッドホンを外しています。投入後の無音時間はおそらく真空管に熱が入るまでの時間なので、ネガティブというより特性ですね。これも特性によるところが大きそうな気がしますが、自分の手元に来た個体は左右のチャネルの動作がちょっとズレています。具体的には音量を下げていくとまず最初に右chがミュートになり、続いて左chがミュートになります。音量を上げるときも先に左chから音が出ますね。なので小さめの音の時は少し定位が左に寄っているような。まあどのネガも値段相応のネガなので気にすることはないでしょう。

 ということで評価としては値段の割にいい音を出すけど、作り自体は値段相応なところアリという感じでしょうか。