先日届いてdebianを入れたPINE64ですが、実はAndroidOSも利用できるようです。今回はAndroidOSで少し遊んでみようと思います。だいたいの情報はwikiに書いてあるのでwikiも見るといいと思います。
http://wiki.pine64.org/index.php/Main_Page
PINE64のファーストセットアップの記事はこちら
イメージファイルの準備+焼き込み
例によってwikiにアクセスしてダウンロードして展開、microSDに焼きます。詳しくは以下の通り。
すでにmicroSDに別のOSが焼いてある場合は、事前にイメージを吸い出しておくとよいでしょう。消えても良いなら上書きしましょう。
- イメージファイルのダウンロード
wikiのソフトウェアリリース(http://wiki.pine64.org/index.php/Pine_A64_Software_Release)を見るとよいでしょう。自分が使うmicroSDの容量に合わせたものをダウンロードします。 - ダウンロードしたイメージの展開
32GBのmicroSD用イメージが32GBの容量をそのまま食うのでディスクスペースに注意します。 - microSDからのイメージの吸出し(Option)
OSを入れるmicroSDにすでに別のOSを焼いている場合は,Win32DiskImagerの吸出し機能を用いて吸い出しておきます。現環境をバックアップしたい方に。 - microSDへのイメージの書き込み
writeするだけ。容量によって所要時間が違うので要注意。すでに書き込んであるデータは上書きされて消えてしまうので注意すべし。
起動
電源を投入するだけ。ふっつーに起動します。タブレット端末として認識されるようです。キーボード、マウスで操作できます。
インターネット接続は有線でも無線でもオーケーです。有線のアイコンがあるなんて知らなかった。その他無線関係ですが、Bluetoothの動作は確認していません。周辺のBT機器のスキャンが可能であるのは確認済みです。
オーディオについては3.5mmピンジャックからの音声出力を確認しています。debianではうまく認識されなかったアナログジャックですが、どうやらAndroidでは動作するようです。
注意しなければならないのはGoogleアカウントで、普通のAndroid端末のように設定からログインするのは不可能でした。開発者用のデバッグアプリが入っているので、そちらでログインします。以後、普通にストアからアプリをダウンロードできるのを確認しています。
肝心の動作速度ですが、メモリ1GBモデルではかなり緩慢というかガクガクです。ある程度ちゃんとレスポンスは出しますが……。